日本人の女性の7割近くはされているヘアカラー。
ヘアカラーをしようと思って美容室に行くと
ものすごくたくさんの色の種類がありますよね?
その中から好きな色、なりたい色を探すのもヘアカラーの楽しみですが
ヘアカラー自体に他の種類があるのを知っていますか?
それはヘアマニキュアです。
みなさん一度は聞いたことあるかもしれませんが
実際どういうものなのか、違いがわかる人は少ないと思います。
「ヘアマニキュアって聞いたことあるけど、ヘアカラーとどう違うの?」
お答えしましょう。
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ヘアカラーとヘアマニキュア
髪の毛を染める時に使う薬として「ヘアカラー」と「ヘアマニキュア」の
2種類があります。
どちらも美容室にもありますし、スーパーやドラッグストアでも販売されています。
では「ヘアカラー」と「ヘアマニキュア」って何が違うのでしょうか。
それは髪の毛の染まる仕組みが全く違います。
ではどっちが髪の毛に良いのでしょう。
染まる仕組みがどういう風に違うのか
それぞれ説明させていただきますね!
ヘアカラー、ヘアマニキュアそれぞれの
メリットとデメリットもあるので
そちらもご紹介していきます!
ヘアカラーの染まる仕組み
ヘアカラーの髪の毛の染め方は
まずカラー剤を髪の毛に塗り、髪の毛内部の色素を
抜きます。
色素を抜くのと同時に、そこにカラーを入れるため
髪の毛が染まるという仕組みです。
ヘアカラーのメリット
・ヘアカラーは内部に色を入れるため好きなカラーにできる。
・ヘアマニキュアに比べて持ちが良い。2ヶ月以上は持つ
・ヘアマニキュアより色の種類が多い
ヘアカラーのデメリット
・髪の毛が痛む、ダメージが出る
・一度ヘアカラーをすると元の黒髪に戻ることはない
・髪の毛が伸びてくると黒い部分が気になる
ヘアマニキュアの染まる仕組み
ヘアマニキュアはヘアカラーのように色を抜くことはしません。
髪の毛にヘアマニキュア剤を塗ることで
髪の毛の表面に色がつきます。
爪に塗るマニキュアと同じようなイメージです。
ヘアマニキュアのメリット
・髪の毛の表面をコーティングして染めるのでダメージがない
・頭皮につけないのでアレルギーの心配がない
・髪の毛にツヤが出る
・伸びてもカラーに比べて気になりにくい
ヘアマニキュアのデメリット
・毎日洗うたびに色が落ちていく
・色落ちがヘアカラーに比べて早い
・髪の色を抜かないので明るいカラーにできない
2つのカラーの大きな違い
ヘアカラーとヘアマニキュアの大きな違いとしては
・ヘアカラーは髪の毛の中から染める
・ヘアマニキュアは髪の毛の表面に色を付ける
ということですね。
それによって
ヘアカラーは髪の毛にダメージがあり
ヘアマニキュアは全くダメージがありません。
ただ
ヘアカラーは髪の毛の中まで染めるので持ちが良く
ヘアマニキュアは表面の色が毎回のシャンプーで落ちるので
カラーの持ちが良くないです。
それぞれのいいところがあり
お客さまの要望にあったものを提供できるように
私たち美容師はヘアカラーとヘアマニキュアを使い分けています。
白髪染めの場合は・・・
白髪染めの場合も白髪染めのヘアカラーとヘアマニキュアの
2種類があります。
白髪染めの場合は普通のヘアカラーの時より
ヘアマニキュアを使われるお客様が多いです。
白髪を染める時に多くの方が
ヘアマニキュアを使うのには理由があります。
なぜ白髪を染めるときはヘアマニキュアを使うのか
白髪は色々な原因で生えてくるといわれています。
その原因の一つが髪の毛へのダメージです。
ヘアカラーは髪の毛や頭皮にダメージを与えるため、
白髪が増えてしまう可能性があるので
髪の毛へ今以上にダメージが出ないように
ヘアマニキュアで染める方が多いのです。
さらにヘアマニキュアを塗ると
髪の毛にツヤが出るので
白髪特有のパサっとした質感を
隠してくれるのも理由の一つですね!
ヘアカラーとヘアマニキュアどっちがいいの?
ヘアカラーもヘアマニキュアもそれぞれに
メリット、デメリットがあります。
どっちの方が良い!というのはないのですが
その人の髪質であったり、状態であったりで
ヘアカラーの方が良いのか
ヘアマニキュアの方が良いのか
変わってきます。
ヘアカラーがオススメの方
・明るめの色に染めたい
・透明感を出したりいろんなカラーで遊びたい
・なるべくカラーの持ちが良い方がいい
ヘアマニキュアがオススメの方
・髪の毛を傷ませたくない
・ツヤが髪の毛に欲しい
・頻繁に美容室でヘアマニキュアができる
・アレルギー・肌が荒れやすい
もしヘアカラー、ヘアマニキュアのどちらにしようか
迷われたときは上のことを参考にしていただくと良いと思います!!
まとめ
髪の毛を染める2つの方法
ヘアカラーとヘアマニキュアの違いについて
ご紹介させていただきました。
ヘアカラーとヘアマニキュアの違いを理解していただくことで
ご自分にぴったりの髪の毛の染め方が見つかると思います。
もしご自分でも迷う場合は美容室で美容師にご相談してください。
必ずお客様のご要望にお応えしますよ。
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