ヘアアイロンは女性にとって、ヘアスタイリングの時は欠かせないアイテムですよね?
髪の毛のクセをストレートにしてくれたり、髪の毛にツヤのあるカールが欲しい時に使える大人の方から中学生、高校生まで幅広く使用しているとても便利なアイテムです。
ただみなさん知っていますか?ヘアアイロンの熱は髪を傷めることを!!
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髪の毛はヘアアイロンでとてもダメージを受けやすいのです!!
最近ヘアアイロンを使っていて「毛先がパサついてきた」「手触りがザラザラするように感じる」という方はヘアアイロンによって髪の毛がダメージを受けている状態です。
今回はヘアアイロンによるダメージの原因と対策をお教えします。
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ヘアアイロンとは
ヘアアイロンとは熱を利用して短時間で髪の毛のクセを直したり動きを出すのに使うとても便利なアイテムです。
ヘアアイロンは中学生〜大人の女性の60%は使用していて外出にも持っていけるように、コンパクトなサイズでも販売されていたり女性には必需品ですね!
ヘアアイロンは大きく分けて2種類あります
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ストレートアイロン
ストレートアイロンは主に髪の毛のクセをストレートにするヘアアイロンです。
広がりやすい髪のボリュームダウンや寝癖も直せたりするので幅広く使われています。
男性が使っていることも多いですね。
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カールアイロン(コテ)
カールアイロン(コテ)はアイロンを髪の毛に巻きつけて熱を当てて髪の毛に動きをつけるヘアアイロンです。
巻き方によっていろんなヘアアレンジができるためとても使えるアイテムです。
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ヘアアイロンによる髪のダメージの原因
ではヘアアイロンの何が髪を痛めるのか、何がダメージの原因になるのでしょうか。
ヘアアイロンによるダメージ、髪を痛める3つの原因があります。
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・熱によるタンパク変性が起きる
・水蒸気爆発をする
・髪の毛が引っ張られる
この3つをどういうことなのか説明していきますね。
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熱による髪の毛へのダメージ
髪の毛はタンパク質で出来ています。
髪の毛に高温のヘアアイロンを当てることで、ヘアアイロンの熱でタンパク質が固まってしまうのです。
このことをタンパク変性といいます。
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タンパク変性を受けた髪の毛は例えていうとお肉を焼きすぎてコゲた状態と同じことです。
お肉を焼きすぎるとコゲて硬くなってバサバサになりますよね?
これと同じことが髪の毛に起きているのです。
一度コゲたお肉が元に戻らないように、髪の毛もタンパク変性を起こすとダメージを治すことができなくなるので
ヘアアイロンの熱には本当に気をつけてください!!
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水蒸気爆発が起きる
髪の毛が少し湿った状態でヘアアイロンを髪の毛に使用した時「ジュッ!」っという音を聞いたことないですか?
それは髪の毛の内部で水蒸気爆発が起きているのです!
髪の毛に残った水分がヘアアイロンの高熱で爆発します。
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髪の毛の中で爆発するので髪の毛にものすごくダメージを与えます。
なんども爆発すると髪の毛がボロボロになるのでヘアアイロンを使用するときは必ずしっかり乾かすようにしてください!
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髪の毛を引っ張りすぎる
ストレートアイロンを使うとき「髪の毛をなるべくストレートにしよう」としてつい強い力でグイッと髪の毛を引っ張る方がいるのですがそれも髪の毛のダメージの原因です。
髪の毛を強い力で挟んで引っ張ることで、髪の毛が潰れてしまいます。
潰れてしまうと髪の毛にパーマやカラーができなくなってしまうので髪の毛に負担がかからないようにやさしく髪の毛を挟んでくださいね。
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ヘアアイロンの最適温度は
ではヘアアイロンの最適温度とは何度なのでしょうか
・ストレートアイロン・・・160度〜180度
・カールアイロン(コテ)・・・140度〜150度
これがヘアアイロンの目安の温度になります。
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ストレートアイロンの方が温度が高い理由としてはクセがある髪の毛は硬い髪質の方が多いので、クセをしっかり伸ばすには少し温度が高い必要があるためです。
ヘアアイロンをこの目安の温度で髪の毛に使用することで髪の毛への負担が少なく、なるべくダメージを抑えてくれます。
この温度はぜひ参考にしてください。
最適温度でも・・・
ヘアアイロンを140度に設定してもそれでOK!というわけではありません!
140度でも髪の毛にとっては高温で、髪を傷める行為です!
髪の毛は60度からダメージを受け始めるといわれています。
気をつけて欲しいのは何度も同じところにヘアアイロンを使わないということです。
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髪の毛になるべくカールをつけようと同じ部分に何秒もヘアアイロンを当てる使い方をする人もいるのですが、これも髪を傷めるので危険です。
理想は2秒以内です。
髪の毛の同じところに当てれば当てるほど、その部分にダメージが出てきます。
同じところに何度も2秒以上ヘアアイロンを当てない
これが重要です。
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200度出るヘアアイロンも売られているが・・・
ヘアアイロンが200度以上出るヘアアイロンも市販でありますが200度になると相当髪の毛に負担がかかります。
200度以上はプロ用、美容師用の温度だと思ってください。
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たしかに温度が高ければ簡単に髪の毛に形をつけることができるのですがとてもタンパク変性が起きやすく、髪の毛にダメージが出やすいので
200度以上の温度はオススメできません。
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髪の毛のダメージを抑えるために
ここまでヘアアイロンのダメージの原因はあげましたがもちろんケア方法はあります。
・洗い流さないトリートメントを使う
・保湿成分を含むスタイリング剤を使う
この2つの方法は必ず実践してほしいです。
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ヘアアイロンを使用することで熱で髪の毛の水分が極端に減ります。
トリートメントでしっかり保湿して、水分補給してあげましょう。
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ヘアアイロンのその他の注意点
髪の毛に対する注意点は書きましたが、それ以外にもヘアアイロンを使う上ので注意点があります。
火事
最近増えていると聞きます。
ヘアアイロンを使い終わった後にそのまま放置して火事になるケースがあるようなので気をつけないといけないですね。
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やけど
人によって前髪をカールさせたいとか顔周りの部分だけにヘアアイロンを使用する人もいます。
そうか顔から近いところにヘアアイロンを使用しているとついつい髪の毛に集中しすぎてやけどする方がいます。
お客様の中にもたまにいらっしゃるのですがやけどは傷が残ってしまうかもしれないので気をつけたいですね。
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まとめ
ヘアアイロンを使うことで髪の毛は
・高温の熱を髪に当てることでダメージを受ける
・水分が残っていると蒸発して髪がボロボロになる
・強く引っ張ることで傷む
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なるべくダメージを抑えるためには
・ヘアアイロンの温度は140度〜160度を目安に
・必ず髪の毛をしっかり乾かしてヘアアイロンを使う
・同じところに長時間ヘアアイロンを当てない
・火事、火傷に気をつける
・ヘアアイロンを使用前後にトリートメントをつける
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このことを守っていただければ髪の毛に優しくヘアアイロンを使用していただけます。
ヘアアイロンは使い方のポイントをしっかり抑えたらスタイリングを長持ちさせる、とても使い勝手が良いものなので髪の毛のダメージは最小限に抑えてヘアアイロンを使ってくださいね。
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